有料老人ホーム選び、少しでも後悔を防ぐために、やるべき「3つのこと」

老人ホーム選びで後悔しないためにやるべき3つのことを解説するイラスト 失敗例・注意点
老人ホーム選びは「入居のタイミング」「施設との相性」「紹介窓口の選び方」で失敗が決まります。知らないと後悔する重要ポイントをまとめています。

① 「入居の目安」は時期ではなく「きっかけ」で考える

よく聞かれます。

「老人ホームに入るタイミングって、いつがベストなんですか?」

正直に言います。

 20年相談をしてきて、はっきりとした正解はありません。

でも、はっきりしていることが一つあります。

それは――

「入った時期」ではなく

「相談に来た“きっかけ”こそが、入居タイミング」

だということ。

実際、ほとんどのご家族は、

・転倒した

・認知症が進んだ

・一人暮らしが不安になった

・介護が限界になった

・入院から退院を迫られた

こうした「生活に変化が起きたタイミング」で相談に来ます。

言い換えると――

 「迷い始めた時」こそが入居を考えるサイン。

✔ 正しい考え方はこの2つ

1. 今の生活に合う施設を選ぶこと

2. 将来の医療・介護を想定しておくこと

まずは、

今の身体状況に合っているか 自立度に合っているか 生活スタイルに合うか

これが最優先。

そのうえで、

✅ 将来、医療が必要になったらどうするか?

✅ 介護度が上がったら住み替えるのか?

✅ それとも最後まで対応できる施設なのか?

この「覚悟」を決めた選択が、

後悔しない最短ルートになります。

② ネットは「使うもの」だが「信じきってはいけない」

今の時代、インターネットなしで

老人ホームを探すのは正直、無理です。

むしろ――

 うまく使えば、とても便利なツールです。

ネット相談センターの「良い使い方」

以下のようなところは、とても役に立ちます。

✅ 資料請求をまとめてしてくれる

✅ 見学の予約サポートをしてくれるところもある

✅ 全国、地域の施設情報が詳しい

✅ 医療や受け入れ条件に詳しい

でも、絶対にやってはいけないことがあります。

それは――

ネットのおすすめを「正解」だと思ってしまうこと。

検索サイトも対面式紹介センターも、

人が運営しています。

当然、

得意なエリアがある 強い施設がある つながりの深い会社がある

という**「偏り」**が生じます。

便利=正解ではありません。

③ 紹介センターは「実績」と「中身」で選ぶ

対面式の紹介センターも同じです。

すべてが優秀なわけではありません。

現場を見てきた私から言います。

 「相談員ガチャ」も普通にあります。

特に注意してほしい紹介センターの特徴

❌ 開業したばかり

❌ 提携施設数が少なく提携施設しか紹介しない

❌ メリットばかり話す

❌ デメリットを曖昧にする

❌ なぜ?そのホームなのか具体的な根拠をしめせない。

❌パンフレットやネットの情報を読むだけ

また、特定のグループ施設に誘導するセンターも存在します。

・他を紹介しない

・今すぐ決めさせようとする、誘導する

・質問を嫌がる

こうした場合は要注意です。

✔ 信頼できる相談センターの特徴

✅ 長年の実績がある

✅ 施設のデメリットも説明する

✅ 比較してくれる

✅ きっかけや、状況をしっかり聞いてから

ホーム提案してくれる。

✅ 自分の目で見たホームをすすめる。

相談する相手が違えば、

選ばされる施設は180度変わります。

✅ 最後に

老人ホーム選びに失敗する人の多くは

・調べていない

・考えていない

のではありません。

 「ちゃんと考えたのに、間違えた」人が後悔しています。

だからこそ

✅ 入居のタイミングの考え方、なぜ?いまなのか

✅ 施設情報の扱い方、ネットから良き信頼できるサイトを見極める、やみくもに資料請求しない

✅ 紹介センターとその相談相手の見極め方

この3つを知ってください。

また、ケアマネジャーや、地域包括支援センターなどにも相談する事も大切です。

結局、信頼、実績ある紹介センターをおすすめされる事になる場合が多いですが、、、、

あなたの選択は

「失敗する側」から「成功する側」に変わります。

大手、中小によらず、暖かく、熱心な介護を提供してくれる、レクレーションなど、楽しみがいっぱい、ワクワクするような有料老人ホームも多々あります。

新築でなく、建物が古くても、ソフト面「介護力」がめちゃくちゃ高い、とてもあたたかいホームもいっぱいあります。

人生、一回あるか、ないかの有料老人ホーム選び、このブログが皆様の少しでもお役に立てる事を心から望みます。

ネット紹介センターと対面式紹介センターの違いはこちら

実際に多い失敗例はこちらの記事で詳しく解説しています

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